何か資格を取得してみようと考えるとき、やはり気になるのは難易度・勉強時間ですよね。
取得を目指して動き出しても、「勉強時間が全然足りない」とか「専門知識が必要で思ったより難しい」などがあると中々試験合格までの道のりが長くなってしまうかと思います。
さて、本サイトでも複数記事を掲載している電気工事士は、比較的勉強がしやすく短期間で合格が狙いやすい資格です。
内容を読んでみて、今からでも間に合うのか把握しましょう!
第二種電気工事士 過去問の活用法と重要性
第二種電気工事士試験対策において、過去問演習は合格への最短ルートと言えるでしょう。過去問を効果的に活用することで、出題傾向を把握し、実際の試験形式に慣れることができます。
過去問で分かる出題傾向
第二種電気工事士の筆記試験では、毎年似たような問題が繰り返し出題される傾向があります。過去5年間の出題データを分析すると、以下のような分野別の出題割合が見えてきます。
- 電気理論・電気回路:12~15問(全50問中)
- 配電理論・配線設計:8~10問
- 電気機器・配線器具・電気工事用材料:10~12問
- 電気工事の施工方法:8~10問
- 一般用電気工作物の検査方法:3~5問
- 配線図:7~10問
特に配線図問題は毎年必ず出題されるため、図記号の暗記と読み取り練習は必須です。過去問を解くことで、どの図記号が頻出するかも把握できます。
効果的な過去問の使い方
過去問は単に解くだけでなく、戦略的に活用することが重要です。まず最初に直近3年分の過去問を1回ずつ解いて、現在の実力を測定しましょう。この時点で6割以上取れていれば、あと1ヶ月程度の学習で合格圏内に入れる可能性が高いです。
次に、間違えた問題を分野別に分類し、自分の弱点を明確にします。電気理論が苦手なのか、それとも配線器具の知識が不足しているのかを把握することで、効率的な学習計画が立てられます。過去問演習では、同じ問題を最低3回は繰り返し解くことをおすすめします。1回目で間違えた問題でも、3回目には確実に正解できるレベルまで持っていくことが合格のコツです。
技能試験の過去問(候補問題)対策
技能試験では毎年13問の候補問題が事前に公表され、その中から1問が出題されます。これらの候補問題が実質的な「過去問」となるため、13問すべてを制限時間内(40分)で完成できるよう練習する必要があります。統計的に見ると、複線図を正確に描けて、基本的な接続作業に慣れていれば、13問中10問程度は30分以内で完成可能です。
合格率を上げる第二種電気工事士の勉強法
第二種電気工事士試験は正しい勉強法を実践すれば、初学者でも2~3ヶ月で合格可能な資格です。効率的な学習方法を身につけることで、限られた時間でも確実に合格ラインに到達できます。
筆記試験の効率的勉強法
筆記試験対策では「理論より暗記」を重視した学習が効果的です。電気理論の計算問題も出題されますが、全50問中の計算問題は5~8問程度。複雑な計算よりも、オームの法律や電力の基本公式を使った簡単な計算が中心となります。
最も重要なのは図記号の完全暗記です。配線図問題で使用される図記号は約60種類ありますが、そのうち頻出するのは40種類程度。これらを確実に覚えることで、配線図問題の7~10問はほぼ確実に正解できます。図記号の暗記には「書いて覚える」方法が効果的で、毎日20分程度、手を動かして繰り返し書き取り練習を行いましょう。
学習スケジュールの組み立て方
合格に必要な学習時間は、電気の予備知識がない方で約80~100時間、何らかの電気知識がある方で50~70時間程度が目安です。これを逆算すると、試験の3ヶ月前から学習を始める場合、1日1時間程度の学習時間を確保すれば十分合格可能です。
- 1ヶ月目:基礎理論の学習と図記号暗記(週5日、1日1時間)
- 2ヶ月目:過去問演習とテキスト復習(週6日、1日1.5時間)
- 3ヶ月目:弱点補強と総仕上げ(週6日、1日2時間)
このスケジュールを守ることで、無理なく合格レベルに到達できます。
技能試験の実技対策
技能試験は筆記試験合格後、約2ヶ月で実施されるため、筆記試験後から対策を始めても間に合います。ただし、工具の使い方に慣れるまで時間がかかるため、筆記試験と並行して少しずつ練習することをおすすめします。
技能試験対策では「複線図」の描き方をマスターすることが最優先です。複線図が正確に描ければ、配線作業は機械的に進められます。13の候補問題すべての複線図を、何も見ずに5分以内で描けるレベルまで練習しましょう。実際の配線作業では、VVFストリッパやペンチなどの基本工具の使い方に慣れることが重要で、最初はゆっくりでも確実な作業を心がけ、慣れてきたらスピードアップを図ります。
第二種電気工事士試験の難易度は?
まずは難易度をチェックしてみましょう。
受験資格からみる難易度
第二種電気工事士の試験には、受験資格は全く必要ありません。
電気工事に携わるための資格ですので、電気の基礎知識を知っておく必要があります。
そこを試験で聞かれるようなものだと理解しておけばOKです。
出題形式からみる難易度
筆記試験
第二種電気工事士試験の出題形式は、
| 解答方法 | マークシート式(4択) |
| 問題数 | 50問 |
| 試験時間 | 2時間 |
| 満点 | 100点 |
| 合格率 | 約6割 |
となっております。
すべて4択から答えれば良いと慣れば、ある程度なんとかなる気がしてきませんか?
もちろん計算問題などもありますが、20問間違えて良いとなると、気が楽になると思いますので、過去問などから自分の得意不得意を見極めれば十分に合格可能だと思いますよ!
技能試験
| 解答方法 | 施工条件に従って作成 |
| 問題数 | 公表問題13問より1問 |
| 試験時間 | 40分 |
| 満点 | 特になし |
| 合格率 | 欠陥がなければ合格 |
技能試験は、筆記試験の1~2ヶ月程度先に行われます。
問題が事前に公表されておりますので、筆記試験が終わってからでも十分に対策可能ですよ!
こちらに対策をまとめておりますので、参考にしてくださいね!
https://sekokan-job.com/%E9%9B%BB%E6%B0%97%E5%B7%A5%E4%BA%8B%E5%A3%AB/1042/
合格率からみる難易度
最後に、合格率の推移をみていきましょう。

申込者数は年々増えておりますが、筆記試験の合格率は約5割、技能試験の合格率は約6割程度を推移しているようです。
様々な国家資格がありますが、合格率から見ても難易度が低めの方の資格と言えるのではないでしょうか。
合格までにかかる勉強時間は?

実際、全くの未経験から合格した方へ話を聞いてみましたので、それを参考にまとめてみました!
勉強時間の目安
勉強時間に関しては、2~4ヶ月程度はみておいた方が良いようです。
知識0からのスタートとして100時間前後はかかると考えておいた方が良いですね!
ですので、100時間÷1日の勉強時間1~2時間と考えると、50~100日程度となります。
自分の勉強時間の判断の目安
どれくらい勉強時間がかかるのか、というのを判断するには、
一度過去問を解いてみるのが良いと言われています。
実際中学高校の知識で溶ける部分も十分ありますので、
現在30点取れる人、50点取れる人では勉強時間に差が出てきそうですよね。
ですので、現時点で自分がどれくらいの位置にいるのかというのを把握するためにも、
一度過去問を解いてみましょう!
過去問は公表されておりますので、こちらより問題解答ともにみることができますよ!
平成31年度の試験の詳細は?
上期試験
| 上期試験の試験日程等 | |
|---|---|
| 受験案内・申込書の配布など | 申込受付開始の約1週間前から |
| 受験申込受付期間 |
2019年3月13日(水)~2019年4月3日(水) ▶ 関連記事: 【徹底解説】電気工事士は本当にAIに奪われない?YouTube事例から見る将来性とキャリアの全貌 ▶ 関連記事: 【電気工事士向け】電力安全小委員会資料の詳細解説―数値データと今後の対策
|
| 筆記試験日 | 2019年6月2日(日) |
| 技能試験日 | 2019年7月20日(土) または 2019年7月21日(日) |
| 受験手数料 | 郵便申込:9,600円 インターネット申込:9,300円 |
下期試験
| 下期試験の試験日程等 | |
| 受験案内・申込書の配布など | 各申込受付開始の約1週間前から |
| 受験申込受付期間 | 2019年8月1日(木)~2019年8月14日(水)
|
| 筆記試験日 | 2019年10月6日(日) |
| 技能試験日 | 2019年12月7日(土) または 2019年12月8日(日) |
| 受験手数料 | 郵便申込:9,600円 インターネット申込:9,300円 |
筆記試験免除になるには?
2019年上期の筆記試験に合格して、技能試験に落ちてしまった場合、
2019年下期の筆記試験が免除になります。
同様に、2019年下期の筆記試験に合格して、技能試験に落ちてしまった場合、
2020年上期の筆記試験が免除になります。
このように筆記試験に合格してしまったが、技能試験に落ちてしまった場合、
その次の筆記試験を免除にすることが可能となります。
一応頭の片隅に入れておきましょうね!
試験会場は?
試験会場も気になるところですよね。
試験会場は自分で選択できませんが、試験地(横浜市、名古屋市など)の選択はできますので、
必ずしも自分が住んでいる場所でなくても受験は可能ですよ!
試験会場など、当日の注意点などは以下の記事にまとまっていますので、試験前の参考にしてください!
https://sekokan-job.com/electrical-worker/1062
さて、様々な内容について説明させていただきましたが、いかがでしたでしょうか?
実際に資格を取得するだけでなく、働き先やどのような案件があるのかなど、気軽な相談からも受け付けておりますので、気になる方は下記フォームよりお問い合わせください!
