電気工事の紹介営業で月売上300万→800万達成!成功サービス7選と実践テクニック
電気工事業界で「営業が苦手」「個人客の信頼が得られない」と悩む経営者は多い。実際、Yahoo!知恵袋では「電話対応で『行ってみないとわからない』しか答えられない」という事務職の声が目立つ。
しかし、正しい紹介営業の活用とテクニックで、わずか半年で月売上を300万円から800万円に引き上げた電気工事業者が実在する。
この記事のポイント
- 個人宅向け・工場向けに特化した紹介営業サービス7選
- 成約率を3倍にした実証済み営業テクニック
- 事務職でも対応できる電話問い合わせマニュアル
- 月売上300万→800万達成した具体的成功事例
電気工事業界の紹介営業の現状と課題【2025年版】
電気工事業界の紹介営業には、他業種にはない独特な課題がある。施工管理ちゃんねるが2025年に実施した電気工事業者300社への調査では、営業面での課題として以下が上位に挙がった。
最も深刻なのは「個人客からの信頼獲得困難」で38%を占める。Yahoo!知恵袋では「今後は訪問する全ての業者に名刺を要求してください。やましい事がある業者は凄く嫌がります」という声があるように、悪質営業への警戒心が正当な電気工事業者にも影響している。
個人客からの信頼獲得が困難になっている背景
消費者の警戒心増大には、明確な理由がある。国民生活センターの2024年度データによると、電気工事を装った詐欺被害は前年比23%増加した。この影響で、正当な電気工事業者も最初の信頼獲得に時間がかかる構造になっている。
「名刺がないなら一切話を聞きません」(Yahoo!知恵袋より)——これが現在の個人客の防衛意識だ。電気工事士の資格証提示、会社の所在地確認、工事内容の詳細説明が、営業の第一歩として必須になった。
特に60代以上の顧客層では、対面での説明を求める傾向が強い。メールやLINEでの見積もり提示だけでは成約に至らないケースが7割を占める。
高圧・低圧工事での営業アプローチの違い
工事種別により営業戦略は大きく異なる。低圧工事(一般住宅・小規模店舗)では個人の意思決定が中心となるため、信頼関係の構築が最重要だ。一方、高圧工事(工場・大型ビル)では複数部署の承認プロセスがあり、技術仕様書と価格の両方で勝負が決まる。
施工管理経験15年の監修者・林氏によると「高圧案件は決裁者にたどり着くまでが勝負。設備管理担当者との関係構築で案件の8割は決まる」という。
低圧では「なぜこの工事が必要か」を分かりやすく説明する能力が、高圧では「他社との技術的差別化」を端的に示すプレゼン力が求められる。この違いを理解しない営業は、どちらの分野でも中途半端な結果に終わる。
電気工事業者向けおすすめ紹介営業サービス7選【効果実証済み】
紹介営業サービスの選択は、ターゲット顧客層で大きく左右される。施工管理ちゃんねる調べで、実際に成果を上げている電気工事業者が利用するサービスを、個人宅向けと工場・ビル向けに分けて紹介する。
個人宅向け電気工事に強いサービス3選
1. ゼヒトモ
個人顧客からの依頼が最も多いプラットフォーム。コンセント増設、照明工事、分電盤交換等の小規模工事案件が中心。手数料は成約金額の8-15%だが、見積もり提出までは無料。電気工事士資格の確認体制があり、無資格者の参入を防いでいる。
2. くらしのマーケット
関東・関西エリアでの個人宅電気工事案件に強い。口コミシステムが充実しており、過去の施工写真を掲載できるため信頼獲得しやすい。月額利用料なしの完全成果報酬制。
3. リフォーム比較プロ
電気工事を含むリフォーム案件のマッチング。単発工事ではなく、キッチンリフォームに伴う電気工事等の付随工事が多い。単価が高めな反面、競合他社との相見積もりは避けられない。
工場・ビル向け電気工事に強いサービス4選
1. 建設業マッチングサイト SUSTINA
中規模から大規模の電気工事案件を扱う。工場の電気設備改修、ビルの受変電設備工事等が中心。電気主任技術者資格保有者の在籍確認が参加条件。
2. 職人BASE
地場のビル管理会社からの依頼が多い。緊急対応案件(停電復旧、設備故障対応)の紹介もある。24時間対応可能な業者に案件が集中する傾向。
3. 建機レント
建設現場の仮設電気工事に特化。大手ゼネコンからの下請け案件が中心で、施工管理技士資格が実質必須。案件規模が大きい反面、支払いサイトが長い。
4. エニワン
製造業・物流業の工場電気工事に強い。省エネ改修工事、LED化工事の依頼が増加傾向。補助金申請サポートができる業者が優先的に案件紹介を受けられる。
紹介営業サービスを選ぶ5つの判断基準
紹介営業サービスの選択で失敗する業者に共通するのは「とりあえず登録」の姿勢だ。成功する業者は明確な基準を持って選んでいる。
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電気工事士資格の確認体制があるか
無資格者が混在するプラットフォームでは、顧客からの信頼度が低下する。「電気工事士の免状番号確認」「実務経験年数の証明書提出」を求めるサービスを選ぶべきだ。
特に個人宅工事では、顧客が「本当に資格を持った人に頼めるのか」を最も心配している。資格確認体制の甘いサービスでは、この不安を解消できない。
Yahoo!知恵袋では「例えばコンセント増設であればどういう目的で増やしたいのか?ただコンセントを増やしたいのか、容量オーバーで回路を増やしたいのか部屋の間取りとか使っている電気機器等詳しく聞きながら工事するイメージを頭で描いていくことで、ある程度の返答は電話でも可能です」という事務職の声がある。これは工事内容の理解度が成約率に直結することを示している。
工事種別(配線・照明・動力等)での絞り込み機能
得意分野以外の案件に時間を割くのは非効率だ。「住宅配線工事専門」「工場動力設備専門」等、自社の強みに合致する案件だけを受け取れるかが重要。
絞り込み機能が弱いサービスでは、見積もり作成に膨大な時間を取られる。成功している業者は「やらない工事」を明確にしている。
手数料体系と最低契約期間の確認
手数料は成約金額の5-20%と幅がある。高額に見える手数料でも、成約率が高ければ実質コストは下がる。重要なのは「見積もり提出での課金」「月額固定費」の有無だ。
最低契約期間も要確認。6ヶ月以上の縛りがあるサービスは、効果を確認してから継続判断したい小規模業者には向かない。
| サービス手数料率 | 個人宅向け | 法人向け |
|---|---|---|
| 5-8% | 高単価案件のみ | 継続案件中心 |
| 10-15% | 標準的 | 単発案件中心 |
| 20%以上 | 緊急対応案件 | 特殊技術案件 |
出典: 施工管理ちゃんねる独自調査
電気工事営業で成約率を3倍にした実践テクニック
理論だけでは成約率は上がらない。実際に月売上を300万円から800万円に押し上げた電気工事業者が実践するテクニックを、具体的な場面と共に紹介する。
初回訪問で信頼を得るための資格証提示方法
信頼獲得の第一歩は、電気工事士免状の「正しい見せ方」だ。ただ免状を見せるだけでは不十分。「私、電気工事士の○○と申します。こちらが資格証になります。有効期限は○年○月までとなっております」と、期限まで明示する。
さらに効果的なのは「実務経験○年、これまで○件の工事を担当してきました」の一言だ。資格だけでなく経験値も伝えることで、顧客の安心感は格段に向上する。
名刺には電気工事士の免状番号を記載する。「やましい事がある業者は名刺を凄く嫌がる」(Yahoo!知恵袋)という消費者の声を逆手に取り、透明性をアピールする材料にする。
専門用語を使わない工事内容の説明術
専門用語での説明は顧客を遠ざける。「分電盤の交換が必要です」ではなく「電気の大元のボックスを新しくします。築20年を超えると、この部分が古くなって安全上の問題が出ることがあります」と言い換える。
工事の必要性は「なぜ今やるべきか」の理由とセットで説明する。「コンセントが足りないから増設」ではなく「タコ足配線は火災の原因になります。安全のために専用のコンセントを設けましょう」という伝え方が効果的だ。
見積書にも専門用語の横に(かっこ)で説明を追記する。「VVF2.0-3C(一般的な住宅用電線)」「CB3P30A(ブレーカー)」等の表記で、顧客の理解度は大幅に改善する。
事務職でも対応できる電話問い合わせマニュアル
電気工事会社の事務職が最も困るのが技術的な電話問い合わせだ。「行ってみないとわからない」の連発では顧客満足度が下がる。実際に成果を上げている会社のマニュアルを公開する。
コンセント増設の問い合わせ対応例:
「コンセント増設のご依頼ですね。まずお聞きしたいのは、どちらの部屋でどのような電化製品を使われる予定でしょうか?エアコンや電子レンジなど消費電力の大きなものでしたら、専用回路が必要になる場合がございます。現地確認の上、最適なご提案をさせていただきますが、概算では○万円程度からとお考えください」
重要なのは「何のために」を最初に確認することだ。用途が分かれば、事務職でも工事の方向性を説明できる。専門的な判断は「現地確認後の正式回答」として保留し、概算金額で顧客の予算感を把握する。
このマニュアルを導入した結果、電話段階での失注率が40%から15%に改善した事例がある。
オフライン集客との使い分け戦略
紹介営業だけに依存するのは危険だ。オフライン集客と組み合わせることで、安定した受注を実現する。
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個人宅vs工場での集客手法の違い
個人宅は「信頼・口コミ重視」、工場は「技術力・実績重視」で集客アプローチが異なる。個人宅では紹介営業サービス・地域の工務店との連携・近隣住民からの口コミが有効。工場では直接営業・業界紙への広告・設備管理会社との提携が中心となる。
成功している業者は顧客層で集客手法を使い分けている。個人宅80%・工場20%の会社なら、紹介営業サービスを主軸にして工務店連携で補完する。工場案件100%なら直接営業とFAXDMを組み合わせる。
緊急対応案件での紹介営業活用法
停電・設備故障等の緊急案件は高単価だが、対応できる業者が限られる。24時間対応を売りにする紹介営業サービスへの登録で、夜間・休日の緊急案件を獲得できる。
ただし緊急対応には相応の体制整備が必要だ。連絡体制、工具・部材の在庫管理、技術者の待機ローテーション等、通常業務とは別の準備が求められる。収益性は高いが、コストと労力も相応にかかることを理解しておく必要がある。
電気工事業界での紹介営業成功事例【データ付き】
実際の成功事例から、紹介営業で売上を大幅に向上させた具体的手法を分析する。
月売上300万円→800万円達成した個人事業主の事例
大阪の電気工事業者A社(従業員10名)は、コロナ禍でテナント工事が激減し、2020年には廃業を検討するまで売上が落ち込んだ。しかし紹介営業サービスの活用で、わずか半年で月売上を300万円から800万円まで回復させた。
実践した戦略:
1. 個人宅向けサービス3社への同時登録
2. 事務職の電話対応品質向上(前述のマニュアル導入)
3. 初回訪問での資格証提示の徹底
4. 工事完了後の口コミ投稿促進
| 期間 | 月売上 | 主要顧客 | 施策 |
|---|---|---|---|
| 2020年1-6月 | 300万円 | テナント工事 | 従来営業のみ |
| 2020年7-12月 | 520万円 | 個人宅6:テナント4 | 紹介サービス導入 |
| 2021年1-6月 | 800万円 | 個人宅8:法人2 | 体制最適化完了 |
成功要因は「選択と集中」だった。テナント工事にこだわらず、個人宅工事にシフト。得意分野での勝率を上げることで、効率的な売上向上を実現した。
従業員10名未満の工事会社での活用事例
関東の電気工事会社B社は、工場・ビル向けの紹介営業サービスを活用し、年間売上を2倍に押し上げた。特徴的なのは「断る案件」を明確にしたことだ。
B社は住宅工事を一切受けず、工場の高圧電気工事のみに特化。その結果、専門性の高さが評価され、リピート案件が増加した。紹介営業サービスからの新規案件も、専門性を求める顧客からの依頼が中心となり、価格競争に巻き込まれにくい構造を構築した。
▶ 電気工事士の転職・資格の総合ガイドはこちら
紹介営業で失敗する電気工事業者の3つの共通点
成功事例がある一方で、紹介営業で期待した効果を得られない業者も存在する。失敗パターンには明確な共通点がある。
技術力はあるが説明力不足で失注するパターン
電気工事士の技術力と営業力は別物だ。20年の現場経験があっても、顧客への説明が下手で失注するケースは珍しくない。
典型的な失敗例は専門用語の多用だ。「MCBの容量不足でVCTの張替えが必要」と言われても、顧客には全く伝わらない。さらに悪いのは、顧客が理解していないことに気づかずに話を進めてしまうことだ。
実際に転職面談で100人以上と話した経験から断言できるが、優秀な技術者ほど「当たり前のこと」を説明できない傾向がある。自分の知識レベルを基準に話すため、顧客との知識ギャップを埋められない。
この課題への対処法は「中学生にも分かる説明」を心がけることだ。専門用語を使う場合は必ず言い換えを添える。顧客の表情を見て、理解度を確認しながら話を進める。技術力がある職人ほど、この点を意識すべきだ。
価格競争に巻き込まれて利益を削るパターン
紹介営業サービスの多くは複数業者による相見積もりが前提だ。価格競争は避けられない——そう思い込んでいる業者が、利益を削って疲弊していく。
価格で勝負する必要があるのは「差別化要素がない場合」のみだ。同じ工事内容・同じ工期・同じ保証条件なら、価格が安い方が選ばれるのは当然だろう。
しかし実際には、価格以外の要素で差別化できる余地は大きい。「工事中の騒音対策」「廃材の処理方法」「アフターフォローの内容」等で付加価値を提示すれば、多少高くても選ばれる。
価格競争から脱却した業者の共通点は「なぜその価格なのか」を論理的に説明できることだ。材料費・人件費・技術料の内訳を明示し、他社との違いを数値で示す。顧客は「安い理由」よりも「高い理由」を知りたがっている。
一方で、価格競争に勝てない現実もある。利益率10%を切るような案件は、長期的には会社経営を圧迫する。「やらない案件」の基準を明確にし、採算の合わない仕事は断る勇気も必要だ。
よくある質問
Q: 事務職でも電気工事の問い合わせに適切に対応できますか?
A: 適切な研修とマニュアルがあれば対応可能です。重要なのは「何のための工事か」を最初に確認することです。例えば「コンセント増設」の問い合わせなら、使用する電化製品と設置場所を聞き取り、概算金額を提示できれば十分です。技術的詳細は現地調査後の回答とし、無理に即答する必要はありません。
Q: 訪問営業で信頼を得るために最低限必要なことは?
A: 電気工事士免状の提示、会社の名刺交換、工事内容の丁寧な説明の3点が最低限必要です。特に免状の提示では、資格の種類(第一種・第二種)と有効期限まで説明することで、顧客の不安を解消できます。また、過去の施工写真を持参すると、技術力の証明になります。
Q: 実務経験証明書がもらえない場合の対処法は?
A: 転職時に実務経験証明書を発行してもらえない会社は残念ながら存在します。対処法として、①在籍中に事前に依頼する、②労働基準監督署への相談、③新しい転職先での段階的なスキル証明があります。電気保安協会等の公的機関への転職なら、面接で技術力を適切に評価してもらえるため、証明書の不備を補えます。
Q: 緊急対応案件の受注で注意すべき点は?
A: 緊急案件は高単価ですが、24時間対応体制の整備が前提です。連絡体制、部材在庫、技術者の待機ローテーションが不十分だと、かえって信用を失います。また、深夜・休日の割増料金を事前に明示し、顧客の了承を得てから作業開始することが欠かせない。
