電気工事士の資格を取得しようとする際、独学以外となると、専門学校に通う・通信教育・単発的な講座に参加、などになってくると思います。
ただし、できる限り費用は抑えて資格を取得したいですよね。
横並びで比較したい方のために、様々な手段ごとに金額を比較してみました!
通信教育での比較
まずは通信教育での比較になります。
主な通信教育会社は3つです。
- ユーキャン
- 翔泳社
- JTEX
の3社が大手どころになりますので、こちらを比較したいと思います。
費用
筆記+技能 | 技能のみ | |
翔泳社 | 55,000円 | 36,000円 |
ユーキャン | 63,000円 | 39,000円 |
JTEX | 43,000円 |
金額はJTEXが一番安いです。
ただし厚めのサポートが必要な方は、ユーキャンや翔泳社が手厚いサポートを用意しているようですので、
サポートに不安を感じる方は、ユーキャンのお試しを実施してみてからJTEXに映るのが良いかと思います。
ただしJTEXは定期的なレポート提出が決められていますので、自分でやる自信がない人はありかもしれませんね。
講習での比較
次に、単日で行われているような集中講習をみていきましょう。
公的なもの
まず国が行なっている電気工事士になりたい方向けの講習会をご紹介します。(東京にて)
学科受験対策 | 技能基礎 | 技能受験対策(初学者対象) | 技能受験対策 | |
料金 | 1,600円 | 6,500円 | 8,600円 | 6,500円 |
日数 | 3〜8日 | 3〜8日 | 2日 | 3〜8日 |
1日あたりの講習時間 | 2.5~7時間 | 2.5~6時間 | 7時間 | 2.5~7時間 |
講習会場 | 赤羽、八王子など | 赤羽、八王子、府中 | 城東 | 赤羽、八王子など |
引用元:キャリアップガイド
東京に限っての紹介ですので、地方をみてみるともっと色々な講習も用意されているかもしれませんが、
東京だけでもこれだけ手厚いサポートが行われています。
しかしながら働きながら講習に参加するのは難しい時間帯が多いことや、場所が限られていますので中々きちんと全日通える!という方は少ないかもしれませんね、、、
民間のもの
次に、集中講座を行なっている民間のものをみてみました。
事例① | 筆記対策 | 直前筆記対策 | 技能対策(初心者向け) | 技能対策 |
料金 | 15,000 円 | 8,000円 | 39,800 円 | 36,800円 |
日数 | 2日間 | 1日 | 2日間 | 2日間 |
1日あたりの講習時間 | 7.5時間 | 7.5時間 | 9時間 | 9時間 |
講習会場 | 東京・名古屋 | 東京・名古屋 | 東京・名古屋 | 東京・名古屋 |
備考 | テキスト別途(1,300円程度) 昼食込 オンライン動画セミナー込 |
昼食込 プリント代込 |
工具別途 材料代込 昼食込 テキスト込 |
工具別途 材料代込 昼食込 テキスト込 |
参考元:日本エネルギー管理センター
事例② | 筆記講習会 | 技能講習会 |
料金 | 13,000円 | 28,000円 |
日数 | 2日間 | 2日間 |
1日あたりの講習時間 | 7.5時間 | 9時間 |
講習会場 | 東京・大阪・名古屋 | 東京・横浜・埼玉・大阪 名古屋・福岡 |
備考 | テキスト別途(2,000円程度) 教材費込 |
工具別途 実技材料代込 テキスト代込 教材代込 |
いかがでしょう?
公的なものまでとは言わないまでも、短期間で安く行えるのであれば、ありかもしれませんね!
工具やテキストは自身で買う必要がありますが、工具については資格取得後も継続して使えますので、そこは出し惜しみせず購入しましょう!
専門学校での比較
次に、専門学校をみてみましょう。
第二種電気工事士の講座については調べてみましたが、そんなに多く無さそうというのが調べてみた感想になります。
プラン | |
料金 | 65,100円 |
日数 | オンラインなので自由 |
総講座時間 | 23時間 |
備考 | 技能テキスト 技能問題パック に関しては別途購入 |
実際、見つけたプランについてもオンラインの動画講座でしたので、その場で質問できるなど専門学校ならではの強みが活かせないかもしれませんね。
ただし、自習するスペースがある、上の講座はオンラインなので自分のペースで進められる点については仕事をしている方にはぴったりかもしれません!
一番安く取得するためには
さて、大きく3つを比較してきました。
それぞれ筆記・技能合わせて安いプランを比較してみましょう。
通信教育 | 講習(公的) | 講習(民間) | 専門学校 | |
費用 | 43,000円 | 8,100円 | 41,000円 | 65,100円 |
ということで、圧倒的に国が行なっている講習が安くなります。
どれを選んだとしても別途工具を購入する必要は出てきますが、基本的に独学で進められる方は、+αで国の講習を受けてみる程度で良いかもしれませんね!
それ以外に関してはそこまで大きく費用に差があるわけではありませんので、自分にあった手段を選んでいただくのが良いかと思います。
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