【徹底解説!】型枠工事とは?

型枠工事は皆さんがお住まいしているお家や学校、病院などいろいろな鉄筋コンクリートで建てられた建物の構造体になる、建物の土台となる部分を作っているものです。マンションや学校などのものは鉄筋コンクリートの建物が大半です。

鉄筋の周りにコンクリートを流し込むのですが、そのコンクリートを流し込む為の枠を作成してコンクリートを流し込んで建物の構造体を作成するのが、型枠工事となります。

家の基礎なども枠を作成してその中にコンクリートを流し込んで基礎も作成するので、そういったコンクリートを流しこんで一つのものにするものを型枠工事っていうんですね!

型枠工事の種類とは?

型枠工事種類

型枠工事にも様々な種類があります。化粧打放型枠、システム型枠、新素材型枠等様々な型枠工事がありますので、それぞれの特徴やメリットについてみていきましょう。工事現場で活かすにためにさらっと全体像を理解しておきましょう。

化粧打放型枠

化粧用の型枠というと、その型枠にコンクリートを流し込むとそのままそのコンクリート面が化粧面となるものを指します!化粧面というのはその面がそのまま仕上がり面ということです。

型枠は桟木で組んだ骨組みに塗装したベニアを貼ったものをいいます。その表面にモールドスターだと発泡スチロールで形作られたものをはってコンクリートを流し込んだらその発泡スチロールがいろいろな模様になっていてその表面が仕上がり面として現れるようになっています。

あとは木の板を表面に貼ってコンクリートを流し込んだらその木目がコンクリート面に現れるというものも多く使われます。こういったコンクリート打設したらそのままその型枠の表面が仕上がりになる型枠を化粧打放型枠といいます。

システム型枠

システム型枠とは、目的として作業効率を上げる為に作成された型枠を指します!作業効率を上げることによって作業する人工の削減と工事時間の削減、その結果工事費用の削減となります。

どんなものがあるかというと、柱や梁や壁や床など今まで型枠で一つ一つ囲ってきたものを
柱だと柱用の型枠簡単組み立てキッド、梁用の型枠簡単組み立てキッドみたいにどの箇所専用の型枠キッドを作成して簡単で短時間で組み立て出来るように手間を省けるものとなるわけです。

そういった今までの型枠でなくてその箇所専用のものを作成することによって作業効率を上げる事が可能になった型枠のことをシステム型枠といいます。

新素材型枠

新素材型枠とは、先程も紹介した本来の木の骨組みに塗装されたベニアを貼った型枠とは違い、プラスチック性の型枠であったり、メタルフォームといって鉄で出来ている型枠など型枠の使用する用途に応じていろいろな型枠が出てきています。

上記で紹介したプラスチックパネルとメタルフォームについてどんなところで使用されるのか少し紹介したいと思います。

メタルフォーム

メタルフォームは基礎に使用されます。特に住宅のパターン化した基礎に使用することが大半です。本来の木製の型枠と違い、簡単に枠が組めますし、木製に比べて何よりも耐久性に優れています。

何回もまめにメンテナンスさえ欠かさなければ使用可能なので、値段は木製に比べて高いですが、使用回数は木製よりも断然多く繰り返し使用できるので、特に住宅の基礎をメインでお仕事されている方にはオススメのものになりますね!

プラスチックパネル

プラスチックパネルは25年前ぐらいから徐々に建築の方で使用されるようになってきました。そちらの方がコスト削減ができるからです。

マンションなどは30年前ぐらいは隣との間仕切り壁などは本来の木製のパネルに木蓮といって壁の下地の釘が打てるようにコンクリートの壁の中に木を埋め込んでそこに造作大工さんが壁下地を打ち付けて壁下地をした後、ボードを貼ってそこにクロスを貼って仕上げてたんですが、変更することでコストを削減するためにコンクリートの面に直接クロス貼るコンクリート直張りに変わっていったんです。

そのためコンクリートの表面がキレイでないとクロスの面が汚いので、その表面をキレイにするためにプラスチック性のパネルや樹脂系のパネルが開発されるようになったわけです。当初はプラスチック性のものが多かったのですが、プラスチック性のものは温度の変化で痛み具合が激しく、素材自体の持ちがあまりよくなくよく破損してしまうので、現在では温度差にも強く衝撃にも強い樹脂系のパネルが多くみられるようになっています。

こういった効率面や作業内容の削減のために新素材型枠が開発されているわけです!

型枠積算

型枠はコンクリートの枠を作成するので、型枠の仕事をする際はその規模を表すのに、型枠を組み立てた面積で表します。

一つの型枠工事を請け負う際でも平米単価はいくら?

で請け負います。もちろん付属は条件によってつきますが、基本型枠を組み立てた平米で仕事の規模を表すのが基本です!

型枠工事の材料は?

型枠工事に必要な材料はまずは型枠です。パネルといわれます。
コンクリートの厚みを決めるためのセパレーター。セパレーターを止めるホーム体。コンクリート打設の際にコンクリートがはみ出さないようにするために鋼管とそれをセパレートと結ぶ金物。

その金物は鋼管を一つだけ締めるシングル金物と鋼管を上下でホーム体を挟んで使うダブル金物があります。要所からコンクリートがはみ出さないように使うチェーンとタンバックル、スラブや壁の寝起きを調整するためのパイプサポート。

それとスラブの際にその床の下地を受ける大引受け金物や、スラブを受ける為のパイプサポートを固定するためのチューリップ金物などがあります。

型枠工事の手順とは?

拾い出し作業

型枠を組み立てる前にその建物の図面をみてどのような枠が必要かをメモしていくことが必要になります。

そういった作業を拾い出し作業というのですが、
実際にいろいろな建築がありますが、私はほぼ全ての建築を経験していますが、この型枠の拾い出しが一番難しいと思います。

木造建築にしても鉄骨の建物にしても実際のし上がりのものを拾い出していったらいいのですが、型枠の拾い出しだけはコンクリートが仕上がりになるので、実際に拾い出しするのは型枠の
拾い出しになるので、仕上がる面をひらうことになるので、図面んそのままの寸法ではいけないのですごくややこしいです。

型枠を組んでいって図面上のコンクリートの形になる枠の寸法をひらうということなので、それもコンクリートを打設してもコンクリートがもれないように考えて、鉄筋やセパレーター、あとの解体がしやすいようになどを全て含めて型枠の寸法をひらうというのは本当に難しいです。
そういった実際にコンクリートを囲う枠の寸法をひらうことを拾い出し作業といいます。

型枠パネル加工

拾い出しが終わればその拾い出したものを実際に加工していきます。基本定尺のパネルがあるので、普通建築では幅60センチのパネルを使います。とりあえず規制の寸法の幅60センチのものを建てていき残った寸法のものを補助パネルとして加工します。

それと規制のパネルで出来ない柱の型枠や構造体の梁などの型枠も加工しなければなりません。あと下駄といって高さで規制のパネルで足りない高さの分だけ補助パネルと加工する型枠を下駄をはかすなんていったりします。

型枠は出来るだけ一つのものを何回も使えるように加工することが一番大切になります。

それはなぜかといいますと、何回も使えず毎回毎回加工していると手間と材料費が毎回いってしまうから、加工の時は先を考えて何回も再利用出来る加工することが大切になってくるのです。

墨出し、敷き桟

まずは現場で型枠を建てて行く場所の印をしていきます。図面をみて土間に墨をうっていくのですが、順番としては親墨というものを縦横の基準になる墨を出します。(平面図の話です!)

型枠工事の場合、その基準の墨は鉄筋やコンクリートで隠れてしまうので、逃げ墨という墨を打ちます。逃げ墨とは図面の寸法から30センチはなれたところや50センチ離れた墨を打ちますが、親墨は1メートル離れた墨を打ちます。

そのあとは全てその親墨を基準に墨出しをすることが一番正確に墨出しを行うことが出来ます。親墨がでたらそこから子墨を出していきます。子墨は壁の墨出しを指します。

基本型枠の墨出しの場合芯の墨は出せないので、壁墨も芯からの逃げ墨から出すようにしましょう!

マンションなどの場合は朝早くからこの壁墨までを出してしまわないと鉄筋屋さんが鉄筋をどんどん搬入してくるので、墨出しが終わらない状況になってしまうことがあるので、ここまでは短時間でやってしまわないといけないので、墨出しの時はいつも早朝からよく仕事をしました。

それでは実際に建て込んでいきますが、型枠を建てていくのに、土間のコンクリートの上にたてるのですが、その土間が水平であるかどうか定かでないので、実際は水平でないので、まず型枠を建てていく土台部分を水平にするためにいろいろな厚みのベニアを下に挟んで高さを水平になるようにして桟木を墨出しした壁の型枠がたっていくところにコンクリート釘でとめていきます。

その時コンクリート打設の次の日の冬場なんかだったら普通の釘でもコンクリートがまだ半乾きなので打つことが出来ます。

この敷き桟はコンクリート打設後の解体時にこの敷き桟がなかったら、型枠がコンクリートとの隙間がないので、簡単に外れなくなってしまうので、解体しやすいためでもあるのです。

締め付け

敷き桟が終わったら実際に型枠を図面通りに建てて行きます。その後に型枠がコンクリート打設した時にコンクリートが漏れないように締め付けということをします。

専門的には固め作業というのですが、要は建てた型枠を固めていくわけです。型枠はコンクリートの厚みを決めるのにセパレーターという幅を決める金物を型枠同士で挟みます。

そのセパレーターを締める金物ホーム体をつけその上に鋼管をおいていってシングル金物、ダブル金物で型枠の周りを鋼管で固めていきます。そうすることによって仕上がりが図面通りになるのです。

しかしそれだけではコンクリート打設の際にコンクリートの圧力で型枠が破裂といった表現がいいと思います。その固め方が悪ければ型枠が破裂してコンクリートがジャジャ漏れになってしまいます。だからいくら型枠を図面どおり墨通りに建てたとしてもコンクリートの圧力がどうかかるかを理解出来ていないと固め作業を誤ってしまって悲惨な結果になってしまいます。

だから鋼管で固めるだけでなく、チェーンやターンバックルで隅の急所部分を固めたりします。パイプサポートなどで押したりもします。

そういう面で型枠は建てるだけではいけなくて、その型枠が図面通りになるように、コンクリート打設しても動かないように固めるという作業がすごく大切になってきます。

コンクリート打設

建築ではコンクリート打設の時は必ず相番といって一人二人はその現場に立ち会います。それはなぜかといいますと、コンクリート打設をしなかったら真っ直ぐ型枠も図面通り建っているのですが、コンクリートを打設すると、コンクリートの圧力で動いてしまうんです。

その際に真っ直ぐにちゃんと建っているかを確認することが必要となります。その時に型枠が倒れてままコンクリートが固まってしまったら大変ですよね!建築ではコンクリートを打設して少しコンクリートの状態が落ち着いてきたら立ちを確認して再度固めてしまいます。

だからコンクリート打設の際は相番をします。
万が一型枠が破裂したらその処理は誰も出来ないので、打設ストップということも稀にある話ですから!

型枠解体

コンクリート打設が終わったら型枠を解体します。もちろん解体する時期はコンクリートの強度が出たと判断されてからですけれど!型枠の解体の基本的な順序は型枠を建てた順序と逆に解体していくとスムーズに作業が進みます。私の経験上や、周りの施工管理士もそういうことが多いです!

それと解体の際に解体がしやすい型枠の建込みだとその型枠大工さんの腕がいいということです。だから建てる時には解体することしっかり考えて建てるんやど!

とよく怒られたものでした!(苦笑い)解体する側は釘を抜けるところは先に抜いておくことです。それはなぜかといいますと、建てる時に釘をうって建てているので、その釘を抜いてしまっておくと簡単に解体出来るからです。

それでないと釘一本でも抜き忘れているとなかなか解体できないのですよね!それと型枠を傷めずに解体することが大切ですし、建てる側は解体屋さんの腕をそこではかります。型枠は何回も使えるように加工することがベストなので、それに叶う解体作業が一番の理想です。

建てる側も解体のことを考え解体する側も建てる側のことを考えて作業すれば仕事もスムーズに行くし、型枠も何回も使用出来るので、コスト削減にもなります。それと解体したら型枠材に剥離剤などを塗って置くことも長持ちさせるためには重要な作業です。

解体作業は建てる側の事のことを考えて型枠を傷めずに解体することを意識することがそのあとの作業方法、作業結果につながってきます。

型枠工事の単価は?

労務費

型枠工事における労務費としては
拾い出し、型枠加工費、型枠梱包費、金物代、通勤費などになります。
実際にそれぞれの労務費の単価はいいますと、平米あたり
拾い出し→500円~1,000円
加工費→800円~1,000円
組立費3,000円~5,000円
金物代5~10円
釘仕舞1,000円~2,000円
になります。
あくまでも参考事例です。
施工するものによって異なるので!

資材費

資材費としましては、
コンパネ、桟木、セパレーター、面木、目地棒、ヌスミ、サポート、鋼管、バタ角、パッキン、処分費用、リース費用などがあります。

実際にそれぞれの単価を見てみましょう!
平米単価になります。
コンパネ→300円~1,000円
桟木→50円~200円
セパレーター→100円~200円
面木、目地棒→20円~50円
ヌスミ→5円~35円
サポート→50円~150円
鋼管→80円~150円
バタ角→30円~50円
パッキン→3~5円
処分費→100円~200円
これもあくまでも一つの事例になります。

おわりに

いかがだったでしょうか?

型枠工事とは基本の工事でもありますが、基本であるがゆえにとても大事な工事でもあります。しっかりと適切な現場で適切な種類の工事をできるように、それぞれのメリット、デメリットを理解して活用していきましょう。

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