この記事では第二種電気工事士の技能試験の対策を紹介していきます。
まず技能試験の内容はなんなのか、そこからどんな対策をすれば良いのか等、
この記事を読んで勉強の進め方をマスターしましょう!
第二種電気工事士技能試験の過去問活用術
過去問が技能試験対策の鍵となる理由
第二種電気工事士の技能試験では、毎年13問の候補問題が事前に公開され、その中から1問が本試験で出題されます。つまり、過去問と候補問題を徹底的に練習することで、合格への道筋が明確に見えてくるのです。
技能試験の過去問を分析すると、以下のような傾向が見えてきます:
- 単線図から複線図への変換が必須
- 器具の接続方法は毎年ほぼ同じパターン
- 配線用遮断器、漏電遮断器、コンセント、スイッチの組み合わせが頻出
- ケーブル接続と輪作りの技術が重要
効果的な過去問の使い方
まず、過去3年分の問題を入手しましょう。電気技術者試験センターの公式サイトから無料でダウンロードできます。過去問を使った勉強の進め方は次の通りです:
1. 複線図の理解から始める
単線図を見て、正確な複線図が書けるようになることが最初のステップです。最初は時間をかけても構いませんが、最終的には5分以内で複線図を完成させられるレベルを目指しましょう。
2. 作業手順の標準化
過去問を繰り返し練習することで、どの問題でも共通して使える作業手順を身につけます。例えば、「複線図作成→ケーブル切断→被覆剥き→器具接続→最終チェック」という流れを確立します。
3. 時間管理の練習
本試験では40分以内に作品を完成させる必要があります。過去問で練習する際は必ずタイマーを使い、時間を意識した練習を行いましょう。目標は30分以内での完成です。
年度別出題傾向の分析
近年の技能試験では、以下のような問題が頻繁に出題されています:
- 2023年:配線用遮断器と接地極付コンセントの組み合わせ
- 2022年:3路スイッチを使った点灯回路
- 2021年:漏電遮断器とタイムスイッチの組み合わせ
これらの傾向を把握することで、重点的に練習すべき内容が明確になります。特に、接地工事や金属管工事は技術的な難易度が高いため、過去問で出題された場合は必ず練習しておくことをおすすめします。
第二種電気工事士技能試験の難易度を徹底解説
合格率から見る実際の難易度
第二種電気工事士技能試験の合格率は、例年60~70%程度で推移しています。具体的な数値を見ると:
- 2023年度:下期66.3%、上期69.1%
- 2022年度:下期68.9%、上期70.2%
- 2021年度:下期67.4%、上期69.8%
この数値だけ見ると「意外と合格しやすそう」と思われるかもしれませんが、技能試験を受験するのは学科試験に合格した人たちです。つまり、既にある程度の知識を持った人たちの中での合格率なので、実際の難易度はそれなりに高いと考えるべきです。
技能試験が難しく感じられる理由
1. 時間制限のプレッシャー
40分という制限時間内で、複線図作成から作品完成まで全てを行う必要があります。普段の練習では問題なくできていても、本番の緊張とタイムプレッシャーで思うように手が動かないことがあります。
2. 一発勝負の性質
学科試験とは異なり、技能試験では作り直しがききません。一度間違えた接続を修正するのは困難で、場合によっては致命的なミスとなります。
3. 道具の扱いに慣れが必要
電工ナイフやペンチなどの工具を使った細かい作業は、十分な練習なしには上達しません。特にケーブルの被覆剥きや輪作りは、手先の器用さと経験が要求されます。
難易度を下げるための対策
技能試験の難易度を効果的に下げるには、以下のアプローチが有効です:
材料の事前準備
候補問題13問分の練習材料を揃え、最低でも各問題を3回以上は練習しましょう。1問あたりの材料費は約1,500〜2,000円程度ですが、合格のためには必要な投資です。
基本技術の反復練習
複線図作成、ケーブル接続、器具取り付けなどの基本技術を、問題に関係なく毎日練習することで、手が自然に動くレベルまで習熟度を高めます。
模擬試験の実施
本番と同じ40分の制限時間で、実際の試験環境に近い状態で練習を行います。これにより、時間配分や作業手順の最適化が図れます。
不合格になりやすいポイント
技能試験で不合格になる主な要因は以下の通りです:
- 複線図の誤りによる接続ミス(約30%)
- 時間不足による未完成(約25%)
- ケーブル接続の不良(約20%)
- 器具の取り付け不良(約15%)
- その他の施工不良(約10%)
これらのポイントを重点的に対策することで、合格率を大幅に向上させることができます。
第二種電気工事士の技能試験って何やるの?
「技能とか何すれば良いの?」「プラモデルなら作ったことあるけど、、、」
みたいに思われる方もいらっしゃると思います。
僕も実際に勉強を始める時そう考えてました!何をすれば良いのかわからず、、、
ただ、色々調べてみたり実際勉強を進めるうちにコツがわかってきましたので、
そのあたりをこれから勉強始める方々と共有できればと思います!
技能試験対策でまずやるべきことは?
まず最初に、技能試験なので手ぶらではできませんし、
基本的には家にある道具でも練習はできないと思います。
技能試験テキストを買おう
ですのでまずは、試験対策のテキストを購入しましょう!
どんな試験が出てくるのか、何を知っておけば良いのかというのを頭に軽く入れちゃいましょう!
おすすめのテキストを紹介しますね!
①ホーザン(HOZAN)電気工事士技能試験 工具セット DK-18AZ DVD・復線図ハンドブック付
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まずはこちら!技能では工具を持っていくのが必要となります。
その工具もついている参考書としては、非常に良いのではないでしょうか。
工具には必ず持参すべきものとそれ以外がありますが、こちらは必ず持参すべきものが全て揃ったセットとなっておりますので、まだ工具を持っていない方にはおすすめかと思われます。
②ぜんぶ絵で見て覚える第2種電気工事士 技能試験すい~っと合格
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こちらタイトルにも書いてある通り、公表問題13問全てが絵で説明されております。
しかもこの書籍の良いポイントとしては、二週間ですべてやり切れるように作られている点になります。
技能に自信がない方、サイド書籍をこなしてさらなる自信をつけたい方などは最後の仕上げに手に取ってみるのも良いのではないでしょうか。
③第二種電気工事士技能試験候補問題丸わかり
[amazonjs asin=”4485214621″ locale=”JP” title=”第二種電気工事士技能試験候補問題丸わかり 平成30年版”]
こちらも②と近しい形で丁寧に説明されている参考書になります。
ただやはり自分に合う合わないは比較して確認しないとわかりませんので、こちらも合わせて紹介させていただきました。
必要な工具を買おう!
さて次は必要な工具を揃えましょう!
下記7種類が最低限揃えるべき工具一覧になります。
| VVFストリッパー | 圧着工具 | 電工ナイフ | ウォーターポンププライヤー |
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| ドライバー | ペンチ | スケール | |
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全て個別に購入するしても良いのですが、セットでの販売も行われていますよ。
以下が、工具だけでなく試験対策DVDや参考書が入ったセットです。
初めて試験を受けられる方、まだ参考書も購入されていない方にはぴったりかもしれませんね!
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そして次は一般的な基本工具が揃ったセットです。
口コミをみても第二種工事士試験で使ったかたも多くいらっしゃるようなので、試験用に購入するものとしてはおすすめですよ!
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材料を揃えよう!
道具だけあっても、何も作れませんよね。
最後に試験で使う材料を揃えていきたいと思います!
ホームセンターなどでも購入することができますが、1つ1つ選んで購入していると、無駄な分も購入してしまったり、間違ったものを購入してしまう可能性もありますので、こちらもセットで購入した方が良いと思います。
そんな中でおすすめなのが、「モズシリーズ」です!
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平成30年第2種電気工事士技能試験の候補問題全13問が練習できる配線器具のセットで、
本商品の配線器具に加え配線器具一覧表・アウトレットボックスの穴のあけかた解説書等を同封。
と、全ての練習ができるセットになっておりますので、公表問題と照らし合わせながら試験対策を行うことができますよ!
技能試験の問題内容は?
さて、それではどういう問題が出てくるのでしょうか?
毎年技能試験に関しては候補問題というのが公表されています。
試しに昨年の問題をみてみましょう。

引用元:平成30年度第二種電気工事士下期技能試験(平成30年12月8日実施)
このように、出る問題が事前にかなり具体的に紹介されているんですよね。
ですので、13問分対策できていれば大丈夫なんです!
試験対策の進め方は?
複線図の描き方をマスターしよう
技能試験の問題で出題されるのは、【単線図】です。器具と器具をつなぐ配線が単線で書かれているものになります。
しかし、実際に配線を組む際、ケーブルにある2本の電線それぞれ、所定の場所につなぐ必要があります。
単線図を理解し、施工する配線のイメージを書き起こしたものが、【複線図】です。
複線図に基づいて、モノを作る。という流れになりますが、最初から合わせて練習することはおすすめしません。
なぜなら、複線図を完璧に理解していない状態でモノを作っても、結局どこが間違えているのかわかりにくいです。
ですので、まずは複線図を集中して学び、その後実際につくってみるという流れをおすすめしています。
単位作業をマスターしよう
複線図をマスターしたら、次に単位作業の練習に移ります。
単位作業とは、実際に作っていく上で必要となる作業という風に考えていただければ大丈夫です。
単純作業を羅列しますと、
- 電線を切る
- ケーブルの外装を剥がす
- 電線の被覆剥がす
- 電線に器具を取り付ける
- リングスリーブで電線を接続する
- 差込形コネクタで電線を接続する
などだと考えてもらえれば良いと思います。
おそらく上の4つはなんとなくイメージできると思うのですが、最後の2つはなんのこっちゃ。と思われる方も多いと思います。
ここをしっかりと慣れていくのが重要ですよ。
ただし参考書だけ読んでいても正直わかりにくいところが多いです。
ですのでそれはDVDを活用しながら、動画で覚えるようにしましょうね!
候補問題をやってみよう
単位作業までできるようになった後で、ようやく候補問題を練習していきます。
参考書に掲載されている候補問題、公表されている問題に基づいて、以下の流れで作っていきます。
①公表問題の単線図をみる
②公表問題の施工条件を読む
③単線図を複線図に書き直す
④必要なケーブルを切断する
⑤ケーブルの外装を剥がして、取り付ける
⑦施工条件に間違いがないか確認し、形を整える。
実際に作ってみたあとは解答解説をみて、どこが間違っている確認しましょう。
その後であまりできなかったモノについてはもう一度練習の機会を作りましょうね。
重要なのは、1回目から試験時間である40分を意識して行うことです。
完成させるのが重要でなく、試験に合格することが重要ですから。
終わりに
さて、どうでしたでしょうか?
技能試験のイメージはできましたか?
| 問題 | 配線図に沿って、基本的な配線の施工 |
| 内容 | 公表問題より1問出題 |
| 試験時間 | 40分 |
| 合格点 | 欠陥がなければOK |
実際の試験内容はこのような形で、欠陥がなければ合格となります。
とは言ってもどうなっていれば欠陥なのかわからないですよね?
もし自分で自信がなかった場合は通信教育などを活用するのも手ですよ!
https://sekokan-job.com/electrical-worker/893/
こちらでは技能の添削をしてくれる通信講座もありますので、自分に合った勉強方法を見つけましょう!
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