【電気工事士資格】技能試験の対策・練習方法とは?

電気工事士資格を取得する上で、また就職した後も現場で外せないものが、技能になります。
具体的には試験では複線図などをみながらの作業が必要になってきます。
まずは何と言っても、資格試験の対策からですよね。
どのように進めていくべきなのか、一緒にみていきましょう!

目次

技能試験ってどうやって対策すれば良いの?勉強の進め方は?

技能試験は筆記試験から1~2ヶ月程度経ったタイミングで実施されます。
正直その間の期間の対策でも十分合格点が狙えると思います!

どういう問題が出るのか

さて、それではどういう問題が出てくるのでしょうか?
毎年技能試験に関しては候補問題というのが公表されています。
試しに昨年の問題をみてみましょう。(第二種)


引用元:平成30年度第二種電気工事士上期技能試験(平成30年7月22日実施)

このように、出る問題がかなり具体的に紹介されているんですよね。
ですので、13問分対策できていれば大丈夫!

どうやって進めるのが良い?

さて、それではどのような流れで技能試験の対策を進めるのが良いのでしょうか?
簡単な流れを下に記載しております。

  1. 参考書を揃える
  2. 工具を揃える
  3. 材料を揃える
  4. 複線図の書き方を勉強する
  5. 単位作業の勉強をする
  6. 候補問題を13問全て解いてみる

第二種電気工事技能試験に、おすすめの参考書は?

初めて学ばれる方でも、下記二冊のいずれかを購入すれば十分だと思います!
気をつけるべき点としては、その年度版のものを購入するというところですよ!
安いからと言って、古いものを購入しても行けませんからね!
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工具等は何を揃えれば良い?

第二種電気工事士試験では、必要となる工具も紹介されています。
最低限必要な工具を紹介していきましょう。

工具

下記7種類が最低限揃えるべき工具一覧になります。

VVFストリッパー 圧着工具 電工ナイフ ウォーターポンププライヤー
HOZAN(ホーザン) VVFストリッパー P-958 ホーザン(HOZAN) 圧着工具(絶縁閉端子用) 圧着ペンチ コンパクトながら軽い握りで圧着可能 サイズCE1/2/5 P-736 マーベル(MARVEL) 電工ナイフ MEK-70 ホーザン(HOZAN) ウォーターポンププライヤー 小型で取り回しがしやすく電気工事士試験でも使いやすい 全長195mm P-244
ドライバー ペンチ スケール
ホーザン(HOZAN) 差替ドライバー 万能差替ドライバー プラス、マイナスの差替 +No、2 -5.5×0.9mm D-58 フジ矢 ハイパワーペンチ (簡易圧着付) 175mm 偏芯テコでらくらく切断 1700-175 シンワ測定 直尺 シルバー 60cm JIS1級 13021

全て個別に購入するしても良いのですが、セットでの販売も行われています。

下で紹介しているものは、工具だけでなく試験対策DVDや参考書が入ったセットです。
初めて試験を受けられる方、まだ参考書も購入されていない方にはぴったりかもしれませんね!

そして次は一般的な基本工具が揃ったセットです。
口コミをみても第二種工事士試験で使ったかたも多くいらっしゃるようなので、試験用に購入するものとしてはおすすめですよ!

材料

工具だけ購入しても、技能試験の練習はできないですよね。
次は材料を購入する必要があります。
ホームセンターなどでも購入することができますが、1つ1つ選んで購入していると、無駄な分も購入してしまったり、間違ったものを購入してしまう可能性もありますので、こちらもセットで購入した方が良いと思います。

そんな中でおすすめなのが、「モズシリーズ」です!
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平成30年第2種電気工事士技能試験の候補問題全13問が練習できる配線器具のセットで、
本商品の配線器具に加え配線器具一覧表・アウトレットボックスの穴のあけかた解説書等を同封。

と、全ての練習ができるセットになっておりますので、公表問題と照らし合わせながら試験対策を行うことができますよ!

技能試験対策、早速始めてみましょう!

参考書を揃える

まずは、上で紹介したものでも良いですし、自分で書店に足を運んであったものを選びましょう!

複線図を書く

技能試験の問題で出題されるのは、【単線図】です。器具と器具をつなぐ配線が単線で書かれているものになります。
しかし、実際に配線を組む際、ケーブルにある2本の電線それぞれ、所定の場所につなぐ必要があります。
単線図を理解し、施工する配線のイメージを書き起こしたものが、【複線図】です。

複線図に基づいて、モノを作る。という流れになりますが、最初から合わせて練習することはおすすめしません。
なぜなら、複線図を完璧に理解していない状態でモノを作っても、結局どこが間違えているのかわかりにくいです。
ですので、まずは複線図を集中して学び、その後実際につくってみるという流れをおすすめしています。

単位作業

複線図をマスターしたら、次に単位作業の練習に移ります。
単位作業とは、実際に作っていく上で必要となる作業という風に考えていただければ大丈夫です。

単純作業を羅列しますと、

  • 電線を切る
  • ケーブルの外装を剥がす
  • 電線の被覆剥がす
  • 電線に器具を取り付ける
  • リングスリーブで電線を接続する
  • 差込形コネクタで電線を接続する

などだと考えてもらえれば良いと思います。

おそらく上の4つはなんとなくイメージできると思うのですが、最後の2つはなんのこっちゃ。と思われる方も多いと思います。
ここをしっかりと慣れていくのが重要ですよ。

ただし参考書だけ読んでいても正直わかりにくいところが多いです。
ですのでそれはDVDを活用しながら、動画で覚えるようにしましょうね!

候補問題を解く

単位作業までできるようになった後で、ようやく候補問題を練習していきます。
参考書に掲載されている候補問題、公表されている問題に基づいて、以下の流れで作っていきます。

①公表問題の単線図をみる
②公表問題の施工条件を読む
③単線図を複線図に書き直す
④必要なケーブルを切断する
⑤ケーブルの外装を剥がして、取り付ける
⑦施工条件に間違いがないか確認し、形を整える。

実際に作ってみたあとは解答解説をみて、どこが間違っている確認しましょう。
その後であまりできなかったモノについてはもう一度練習の機会を作りましょうね。

重要なのは、1回目から試験時間である40分を意識して行うことです。
完成させるのが重要でなく、試験に合格することが重要ですから。

試験の際の注意点

試験の際、

  1. 時計を必ず持っていく
  2. 文房具も忘れないように
  3. 試験表で試験会場を確認

というポイントに注意してくださいね!

当日の40分というのは意外とあっという間に過ぎてしまいます。
むしろ練習の際は少し短い時間で練習しておいた方が良いかもしれませんよ!

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