【3分でわかる】建築施工管理技師の仕事内容とは?

建築施工管理技師の仕事といえば、「ガテン系のきつい仕事」「休みも少なくて激務な肉体労働「しんどそう」といったイメージをもたれる方も少なくありません。そういった側面は全くないわけではありませんが、施工管理の仕事にはやりがいもあります。

施工管理の仕事といっても、一色担にいうことはできず、建設するプロジェクトの内容や規模によって求められる役割も大きく異なります。なりたての施工管理さんや、熟練された施工管理さんでも求められる仕事内容も変わってきます。

そこで今回は、悪い面も、いい面も両側面から、建築施工管理技師の具体的な仕事内容はどんなものなのかを具体的に見ていきましょう。

建築施工管理技師の仕事内容は?

建築施工管理技士の仕事内容は、建築工事にはじまり、大工工事、鉄筋工事、屋根工事、内装工事など、建築に関する工事の施工計画全般から現場の監督業務まで様々です。

とくに、現場の品質や作業工程の全体を管理する立場なので、施工計画の作成はもちろん、施工図をもとに、人員の割り振りや、実際に使用する機材の選定、そして工期を遂行していきます。そのため、建築施工管理技士はチームの司令塔であり、とても重要な役割なのです

具体的業務にすると、大きく4つの項目に分かれます。1つ目は施工計画業務。2つ目は、工程管理業務。3つ目は、安全管理業務。4つ目は、品質管理業務です。それぞれの業務によって任される担当もかわってきます。

施工計画管理業務

現場での責任者クラスが経験することが多いです。建設工事が設計図通りに、予算内に安全に行うための工法を計画します。

具体的には、工事に関わる工事協力業者を選びます。選び業者によってコストも変わるので、重要になります。着工前に工事の内容を伝え、現場やその周辺の状況を調査し、把握すること、解体や掘削等により現場で発生する資材の抑制・再利用・再資源化も計画し、廃棄物が出る場合の運搬場所も予め決めておきます。

また、設計図の指示に代わる案がある場合は、設計者に提案し、最善の方法で工事が進められるよう計画を行います。

工程管理業務

建設工事が予定通りに進むように管理します。工事の始まりから終わりまで、工事現場に関わる工事内容を管理します。管理工程に沿って関わる多数の職人のスケジュール(工程)を組みます。

また、その工事に間に合うように資材の発注もします。
建設工事の規模が大きくなるほど、工事内容も関わる職人の数も多くなるため、複雑な工程を管理するのは建築施工管理技士の知識があってこそ出来る業と言えます。

安全管理業務

こちらは若手でも任せられることがある仕事内容です。建築現場は、それほど高くありませんが、命を落としてしまうという危険性もある場所ですので、建設現場の安全管理は必要不可欠なのです。

現場で作業する人が安全に怪我なく工事を進行できるように、現場の作業員への安全指導や、健康管理といった書類提出、基本的な工事における危険予知とその周知の啓蒙の実施、建築施工管理技師による安全パトロールや、現場で使用する機器の安全性チェック等、建設現場における全ての安全の管理も行います。

品質管理業務

簡潔にまとめると、計画した通りにすすんでいるか、写真に記録をして確認していきます。あらかじめ建設現場では、どの建物が建っていくかは、設計図に記されていますので、それを元にチェックします。

建設現場における品質管理とは、設計図の指示内容が達成できているかのチェックになりますので、写真でエビデンスをのこしていくのです。具体的に、材料や、仕上げの程度、機能、性能、精度に対して明確に目標をたて、実行していきます。

施工管理技師のタイプ別業務内容

ここでは建築施工管理技士さんタイプ別の業務内容について見ていきます。

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リノベーション住宅の設計と施工管理です。対象物件は戸建・マンション問わず、請負金額800万円〜2500万円程度の幅広い工事を担当しております。業務フローは大きく2つのタームに分かれております。

前半は施主へのヒアリングに始まり、空間のデザイン提案や間取り作成などの「設計業務」。後半は、着工からお引き渡しまでの「施工監理業務」です。詳細は下記よりどうぞ!

建築施工管理技師の仕事は激務?それとも楽?

建築施工管理技師の仕事は楽といわれることがほとんどありません。日曜日と祝日以外休みがないだったり。朝6時前には起床して、夜遅く前まで拘束されて寝て起きての繰り返し、といった声を聞くことも少なくありません。

それもそのはず、休みの日も現場は動いており、電話がかかってきてしまったり、残業も100時間超えてしまうこともあったりするのが建築施工管理技師です。とくに1人前の建築施工管理技師になると、ほぼ仕事に人生をささげないといけないと思っている人も少なくありません。

しかしながらその分チームで成し遂げる達成感を味わうことができたり、世の中に形をのこしすことができる点でやりがいを感じることができます。「楽だからいい」「激務だからダメ」というわけではないですね。

建築施工管理技師に必要な能力やスキルは?

建築施工管理技師に必要なものは、建築施工管理技師としての知識と、臨機応変な仕事力です。現場は職人同士が共同して仕事をするものの、想定しなかった出来事が多発します。その中で、現場が円滑に動けるように管理をすることが必要になります。今回は一例をあげたいと思います。

リーダーシップ能力

現場が工程通りいくことはほとんどありません。そういった中でずれを補正しながら、メンバーや、外部の業者と連携をとり修正して行く必要があります。関わる人たちが多くなる分管理も大変になり、求められるリーダーシップ力も高まります。

スケジュール管理能力

上記で伝えたようにスケジュールのずれが生じることがあります。その都度調整をして、工期をなんとか期限内に納めるように調整する必要があるのです。これは人を管理するだけでなく、プロジェクトを管理する力も求められます。

>> 関連: 建築施工管理技士に必要なスキルとは?

建築施工管理技師に必要な免許は?

建築施工管理技士には1級建築施工管理技師と、2級建築施工管理技師があります。資格によって、仕事の内容に大きな違いはありませんが、1級建築施工管理技士と2級建築施工管理技士の差は、彼らが管理できる現場のサイズです。どちらかの資格が、現場監督に必要になります。

具体的な違いとしては、1級の場合、管理できる工事のサイズに制限がないため、タワマン、スポーツ競技場、ミッドダウンのような大型商業施設や、公共施設といった大規模な工事に関わることができます。具体的に数値感をだすと請負金額が合計4,000万円以上(建築一式の場合は6,000万円以上)だと1級になる必要があります。

それゆえ、1級建築施工管理技士の受けるための条件は、現場での指導監督実務1年以上を経験し、大学(指定学科)卒業後に3年以上の実務経験などが必要になります。そのほかにも色々な基準がありますが、そう簡単な内容ではありません。

1級建築施工管理技師とは

1級が「監理技術者」の資格要件として認められています。

2級建築施工管理技師とは

2級は「主任技術者」の資格要件として認められています。

建築施工管理技師に向いてる人は?

建築施工管理技師に向いている人は、柔軟性があって臨機応変な人。明るくて周りの人から好かれる人が向いています。建築現場では色んなバックグラウンドの方がおり、文字通り職人気質な方もいらっしゃいます。そういった方ともコミュニケーションをとることを求められることから、人柄は向き不向きに大きく影響してきます。

そして計画をたてるものの中々工程通りにすすまないことが多い中で、ハプニングがおこることもしばしばあります。その中で、柔軟に計画を変更したりと対応する力も必要になってきます。

建築現場では人と人が一緒にチームワークを発揮して働く場所になりますので、元気があって、”おはようございます”と気持ちよく挨拶ができたりすることの方が建築施工管理技師としての知識より重要な場面が出てきますので。知識がないからと自身を卑下せずに果敢にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

>> 関連: 建築施工管理技師に向いてる人の5つの特徴とは?

個人事業主の建築施工管理技師とは?

建築施工管理技師として仕事をするには、建築業者に就職したり、アルバイトとして働く方法もありますが、しかし中には個人事業主として建築施工管理技師の仕事をする人もいます。

個人で建築施工管理技師を成り立たせるためには、案件を獲得するための営業力が必要ですが、最近では需要とギャップのバランスがくずれてきたことから1人でもなんとか獲得できる建築施工管理技師さんが増えてきました。

一度実績を作ればやりやすい面はありますが、一番はじめの実績づくりと経理まわりのバックオフィスの手間を考えると、雇われて働くのがいいというかたもいます。

終わりに:建築施工管理技師になるには?

建築施工管理技師になるには、建築施工管理技師1級や、建築施工管理技師2級をもっているといいでしょう。給与形態も資格によって影響をうけたりするので、転職するとき就職するときはしっかりと求人の募集内容を見る必要があります。

建築施工管理技師として個人事業主を目指すにしても、まずはどこかの企業に雇用されて実績をつくることからはじめてみてはいかがでしょうか?

 

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1 個のコメント

  • いろんな施工管理の先輩をみてきましたが、どこの施工管理出身の会社によって色がだいぶことなるので、どこまでが一般的な仕事かわからなくなっていたのが整理できました。

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