住宅リフォーム会社の施工管理のお仕事は?

住宅リフォーム会社で働く施工管理士さんのお仕事について見ていきましょう。具体的な体験から

目次

住宅リフォーム会社のお仕事内容は?

基本的な業務を進める上でのお仕事について主な内容をまとめました。

現場調査

現場に出向き、クレームが出ないように挨拶をして回ります。実際にどのような建物を立てるのか、リフォームの場合はどういった構造になっているのかを調査します。

見積もり提出

調査がおわれば実際にかかる費用を見積もります。見積もりは初期見積もりになりますので、建設をすすめながらお客様の要望によって費用は加算されていきます。結婚式に近いかもしれませんね。

契約

お客さんと契約を締結します。契約した後で追加の契約も発生することがありますが、事前にしっかりと契約内容を決めておきましょう。

工程決め

具体的なスケジュール感をきめて、割り振りを行います。ここを曖昧にすると工程がむちゃくちゃになり、スケジュールがかなり変わります。

各業者への発注

各業者に発注して着工スタートします。お得意の業者ができるとやり方が共有できているので楽に発注できます。

住宅リフォーム会社での実体験談

小さなリフォーム会社なので施工管理といっても、営業も兼任しなくてはいけません。月の平均売り上げが1200万円程で、トータルのリフォームの施工管理になるとお客さまからの問い合わせ、現調(現場調査)、見積提出、契約、工程を決め、各業者へ発注依頼ときて、やっとで着工です。

おっと、忘れてはいけないのが工事をする前の近隣挨拶です。これをしないとすぐにクレームにつながります。そこからは完工まで朝から晩まで事務所と現場の往復になります。

その合間にも業者への発注やら、現場の大工とのやり取りなどはっきり言って忙しいです。事務作業は工事が出来ない夜に事務所に戻ってするしかありません。土日もお施主様の依頼があれば出勤します。

建築施工管理の働き方とは?

今世間でいわれるような「働きかた計画」などとは無縁の職種でしょう。それに一緒に働く職人さんたちは昔ながらのガテン系な人たちも多いため、ただ現場に出向いて指示するだけではダメです。

手伝えることは自分からすすんで手伝い、進行状況を把握して逐一社長に報告しなくてはいけません。ただ、現場の職人さん達は腕がいい人達が多い為、一緒に働くことで、とても勉強になります。

そして何より自分がマイホームを建てる際の知識を豊富に得ることができるのは利点でしょう。そして、この職種は家を建てる・分譲マンションを購入する人がいる限り不可欠な業種なので、食いっぱぐれはないかと思います。

お客さんとの関係性が仕事を前進させる

現在施工中のM様のお宅は分譲マンションのトータルのリフォーム工事で工事費は、1500万円。初めの予算は1000万円程だったが、どんどんと作り上げられていくうちにこだわりたい場所がでてきてプラス500万円の追加工事の受注につながりました。

施工していく中でお施主様との関係性が出来てお施主様の予算以上のものをお願いされたとき、とても喜びを感じます。それはお施主様が依頼したものを作り上げていく職人さんを気に入ってくださったということでもあり、会社として信頼してくれたという証でもあるからです。

この方は、完成まではあと少しですが、完成見学会をやってもいいと言ってくださったので同じマンションの住人にチラシを配り完成見学会を行いました。そこでは、来てくださった方から質問があれば、各施工の説明や住設機器のメーカー、品番、お施主様のこだわり等もお話したりもします。そして完工というのがだいたいの流れになります。施工管理の仕事は、その職種が好きじゃないと出来ない仕事でしょう。

終わりに

いかがだったでしょうか?小さい住宅リフォームの施工管理士の仕事は、お客様との距離も近く喜びを感じやすいのも魅力です。

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