CADオペレーターは女性に向いている職業なの?女性の比率や年収など調べてみた!


CADオペレーターとして活躍する女性はどれくらいいるのか?また実際働き始めて女性にとっても働きやすい職種なのか?未経験の人には気になる点をまとめてみましたので、この仕事に興味があるけどいま一歩踏み出せない人は必見です!

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目次

CADオペレーターの女性は活躍しているの?

CADオペレーターという仕事は男女関係なく活躍できる仕事なので、多くの女性が活躍しています。むしろ女性の方が適性がある面も多くあるので、男性と肩を並べて働きたいという女性にもってこいの仕事と言えるでしょう。

女性の比率

CADオペレーターの女性の比率は全体の25%程度です。IT系の仕事の中では比較的多いと言えるでしょう。中でも派遣やアルバイトで構成されている設計部などではさらに女性の比率が高くなります。その理由としては育休や産休で週に数回しか入れないような人でも CADオペレーターであれば色々な働き方が可能なので、十分活躍できるからです。女性にも適した仕事とも言えるでしょう。

女性の給与の平均

CADオペレーターの業界は平均すると男性の方が若干収入が高くなりますが、男女による給与の差はそれほど大きくなく、基本的に技能重視となります。年収は平均で300〜400万程度で、スキルさえ磨けばさらに高取得も期待出来るでしょう。

女性の資格取得者

CADオペレーターの仕事を始めるにあたって、まずはスクールに通って資格を取得する女性が大多数です。いくつか資格を紹介します。

CADオペレーターには民間資格がいくつか存在します。代表的なもので言えば、「一般社団法人コンピューター教育振興協会」が主催している「CAD利用者技術者試験」というものがあります。この試験では3種類の資格があり、「3次元CAD利用技術者試験」「2次元CAD利用技術者試験」「2次元CAD利用技術者試験基礎」という資格が存在します。

頭から順番に難易度の高い資格となり、3次元CAD利用技術者試験まで取得できると建築のみならず広告デザイン系の仕事までこなせるようになるため仕事の幅が広がります。今回は未経験からのスタートですので、この中でもまずは一番難易度の低い2次元CAD利用技術者試験基礎の合格を目指して勉強をするといいでしょう。

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CADオペレーターの仕事内容に、女性と男性で異なるのか?

CADオペレーターの仕事内容として男女で違いはありません。基本的にはPCの前で1日作業をすることになるので、集中力がある人にはもってこいの仕事です。また事務作業のような役割も担う場合があるので、元々事務で活躍している女性などは、キャリアアップとして CADを覚えることでオペレーターとしての仕事の幅が広がり、男性と肩を並べて働くことも可能です。

CADオペレーターの求人で、女性と男性で違いはあるか?


求人についても男女で大きな違いはありません。むしろ短時間勤務の求人や在宅勤務の求人など、様々な働き方に対応した求人も多く掲載されるため、産休や育休のライブイベントの可能性がある女性にもマッチしやすい仕事とも言えるでしょう。

CADオペレーターで女性が活躍しやすい業務とは?

CADオペレーター業務も色々とありますが、特に女性に期待されている業務や適している側面をご紹介します。

現場のマネジメント

現場に常駐してCADオペレーターを務める場合には施工会社のスタッフや設計者、時には現場の大工さんと相談する場面も多々あります。女性特有の柔らかさで円滑にコミュニケーションが取れれば貴重な人材として重宝されることでしょう。

業務管理といったきめ細かいチェック

CADオペレーターは女性に向いている仕事という声が多いです。その理由としては一般的に女性の方が男性よりも共感能力が高く、相手の意図するところを読み取ろうとする能力に優れているので、設計者が意図すること、説明する内容を正確に汲み取ることが出来るからです。

また女性特有のきめ細やかさで図面のチェックや業務の工程管理を行えるので、効率性が求められる業務内容に適していると言えます。

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女性のCADオペレーターの体験談

体験談1: Aさん

転職者のプロフィール
”before”
職種:一般事務
学歴:学部卒
過去の転職回数:0回
勤続年数:10年間
直近の年収:250万円
平均残業時間:月1〜20時間

”after”
職種: CADオペレーター派遣会社
転職後の年収:300万円
平均残業時間:月2〜30時間

Aさんは社会人になってからずっと事務職として働いてきました。元々自身のスキルアップに前向きで、事務に必要なエクセルやワードなどのテキストを購入し自主的にスキルアップをすることが好きであったため、実力もどんどんついていきました。ですがさらに専門性の高い能力を身につけたいと考えるようになった頃にCADオペレーターという仕事を知り転職を決意しました。

早速CADのスクールに通い基礎的な部分の勉強を終えたところで、ハローワークで就職活動を始めました。当初は実務経験がないということで選考に乗らないことも多かったのですが、自主的にスクールに行っているという点を評価してくれる企業と出会い無事に転職が決まりました。転職先ではひとまず期間限定という条件でしたが、成果によっては長期雇用に変わるという場合もあるということで、より一層自主的な勉強をしながら業務に励んでいます。

CADオペレーターは実力主義の部分も大いにあるため、給与面や待遇面のためにも自主的な勉強は欠かせない仕事とも言えます。ですがAさんのように自身のスキルアップに前向きなタイプの人には天職といっても良い仕事とも言えるでしょう。

体験談2:Bさん

転職者のプロフィール
”before”
職種:工場技術職
学歴:学部卒
過去の転職回数:0回
勤続年数:2年間
直近の年収:250万円
平均残業時間:月3〜40時間

”after”
職種:派遣 CADオペレーター
転職後の年収:350万円
平均残業時間:月4〜50時間

Bさんは大学卒業後、工場の技術職として勤務をしていましたが、肉体労働よりの職場だった為体力的に続けることが難しいと思い始め転職を決意しました。転職にあたって地元の求人を探していたところ CADオペレーターの求人を多く目にしたので、早速退職後にCADのスクールに通い始めました。

半年間集中して勉強したおかげでCAD利用技術者2級を取得することができ、続けて1級の勉強をしている最中にスクールのスタッフから仕事を紹介してもらい次の職場が決まりました。派遣会社のスタッフとして働きながら、正社員を目指して CAD利用技術者1級の資格勉強に励むという充実した日々を過ごしています。

Bさんのように CADのスクールでの紹介という形の転職もまれにあるので、転職サイトと合わせて、使える状況はフルで活用することも転職活動の上では重要です。

体験談3:Cさん

転職者のプロフィール
”before”
職種:パート勤務
学歴:学部卒
過去の転職回数:1回
勤続年数:3年間
直近の年収:150万円
平均残業時間:月1〜20時間

”after”
職種: CADオペレーター 正社員
転職後の年収:400万円
平均残業時間:月5〜60時間

Cさんは元々は事務の正社員として働いていましたが、結婚出産を期に仕事を離れ、パートとして働いていました。自身が40代になったころ、育児もひと段落してきたこともあり、また正社員として働きたいと思うようになりました。年齢的にも正社員としての採用は難しいと考えていた矢先に、建築のエクステリア関係の CADオペレーターの求人を見つけ、一念発起して CADのスクールに通い始めました。

3ヶ月の講座に通い無事検定を通り、正社員の求人に応募し無事転職が決まりました。若い頃のように第一線で正社員としてバリバリと働いています。

Cさんのように、短期間で集中して、お金もある程度かけて勉強をすることで、未経験であってもオペレーターとして十分知識とスキルを蓄えることが可能です。知識とスキルさえあれば年齢に関わらず求人があることも CADオペレーターの魅力の一つと言えるでしょう。

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最後に

何度も言いますがCADオペレーターという仕事は建築業界の中でも特に女性が活躍しやすい職種といえます。また未経験からの転職や、出産後の仕事への復帰など、どんなタイミングでもスタートし易い職種でもあるので、もし少しでも興味があるのであれば、まずは転職サイトや資格のスクールに相談してみることをおススメします!

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