電気工事士1種の仕事内容や受験資格は?

「電気工事士1種って国家資格だけど実際のところどうなの?」と受験前に悩んでいる方も多いと思います。実は電気工事士1種は単に国家資格というだけでなく、求人もたくさんあり転職にも有利で資格手当がもらえたり、持っていると非常にお得です。

目次

電気工事士1種とは?

電気設備に関して工事をする場合、都道府県知事から承認された電気工事士の国家資格が必要です。電気工事士の種類は第1種と2種があり、資格の保有によって作業できる範囲が変わります。電気に関わる仕事をするのであれば、持っていても損をしない資格と言えるでしょう。

電気工事士1種取得のメリットは?

電気工事士1種取得のメリットを下記に記載します。

・資格手当がもらえる
・国家資格だから転職の際、誇れる実績になる
・独立することも可能

電気工事士1種を取得することは、とてもメリットがあると言えるでしょう。

2種よりも工事の範囲が広い

2種よりも工事できる範囲が広がり、以下の業務内容に携われるようになります。
一種は一般住宅、店舗などの600ボルト以下で受電する設備から最大500KW未満の工場ビルなどの工事が可能です。

給与や手当が増える

給与は変わりませんが、手当は貰えます。手当の多い会社で60,000円、少ない会社で5,000円の手当が支給されます。手当の支給額について定められたルールはないため、会社の規定によって支給額が決まりので、会社によって支給額がバラバラです。

転職で有利になる

電気工事士1種を取得していると転職の際、電気関係の仕事への転職が有利になります。
無資格または2種と比べても、評価が高いです。資格を活かせる求人もたくさんあります。
そのため比較的早く転職先を見つけることができます。

電気工事士1種と2種の違いは?

経験年数がなければ免状までは交付されないので、2種と比べて経験を評価される判断基準になります。また工事範囲や手当の違い、2種より転職に有利な点が挙げられます。

必要条件はない

必要条件はありませんが、必要な経験年数を満たしていないと、試験に合格しても免状が交付されません。そのため経験年数を満たしてからでないと、工事範囲が広がったり、手当がもらえません。

5年以上の実務経験必要

実務経験5年以上でなければ試験に合格しても免状交付がされません。例外として大学や短大、5年制以上の高等専門学校で指定された過程を修了した卒業生は実務経験3年以上で免状の交付がされます。また仮に5年経過する前に転職しても、経験年数はカウントされていますので、転職先で経験を満たすと交付が可能です。詳しくは下記へお問い合わせください。

一般財団法人電気技術者試験センター

電気工事士1種の受験資格とは?

性別、年齢、経験、国籍問わず誰でも受験できます。またいきなり1種を受験することも可能です。2種の資格をもっていないと受けれないと思っている方もいるのですがそうではありません。

しかしながら多くの方は2種をとってから1種を取る方が多いです。

電気工事士1種の試験対策とは?

筆記試験では電気に関する基礎知識や電気工事の規則、電材などについて問われます。
技能試験では配線器具や電気機器に配線を接続し、結線作業をします。2種と比べてもレベルの高い結線作業が要求されます。

独学で勉強するなら

独学で勉強したい人はテキストや過去問のご購入をおすすめします。
試験の取得に意欲的な方は下記のテキストでの勉学をおすすめします。

また勉強する時間がないという方は、いきなり過去問を勉強しても試験の傾向がつかめるため電気工事士1種の試験対策としては有効です。

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通信教育で勉強するなら

一人で勉強したくない方は、通信教育で勉強しましょう。SATの通信教育なら電気工事士1種の筆記試験から技能試験までのコースを29,800円(税抜き)で受けられます。また質問などの無償サポートもついているのでおすすめです。

試験の準備には?

あらかじめ電気工事士1種の試験内容や試験の日程、申込日を程度頭に入れておき、計画性を持って受験手続きや、試験対策の準備をする必要があります。

電気工事士1種の試験内容?

筆記試験と技能試験があり、試験は2日に分けて行われます。筆記試験の合否が郵送で送られてきた後、技能試験の日程が近づくと案内が郵送されます。

電気工事士1種の技能試験

電気工事士1種は2種の技能試験をと比べて、独学で勉強するのはかなり難易度が高いと言えます。テキストを購入して自分で配線図を見ながら、練習しても時間内に作業を終わらせるコツや作業の注意点をおさえることは難しいと言えるでしょう。そのため技能試験は通信教育をおすすめします。また電気会社にお勤めの方は、電気工事組合で対策のセミナーを受けられる場合もありますので、確認してみましょう。

電気工事士1種の筆記試験

時間のある方は筆記試験用のテキストで勉強することをおすすめめしますが、時間のない方は過去問を勉強して、傾向をつかむだけでも試験対策として有効です。

電気工事士1種の試験・受験手続き・手数料

電気工事士一種の試験についての日程、手続き、試験料などの試験概要を説明します。

試験日

試験日は2日に分けて、筆記と技能試験を別日に行います。

平成31(2019)年度電気工事士試験の試験日

試験
試験日
筆記試験
10月6日(日)
技能試験
12月7日(土)または12月8日(日)

筆記試験の試験日は、電気工事士2種の下期筆記試験が同日に実施させますが、2種の試験は午前で1種の試験は午後に行われるので、どちらも受験が可能です。

手数料

受験手数料はインターネット申し込みの場合と、郵便申し込みの場合で異なります。

申し込み方法
費用
インターネット申し込み
10,900円(税抜き)
郵便申し込み
11,300円(税抜き)

申し込み受付期間は、6月19日(水)~7月3日(水)までになります。

受験手続き

決められた期日までにインターネット、もしくは郵便にて申し込みを行います。郵便でお申込みの方は、書店や電力会社から試験の受験案内を入手し、手引きに沿って記載し申し込みとなります。またインターネット申し込みは、下記のリンクにアクセスして手順に沿って必要事項の入力を行います。

電気工事士1種 受験申し込み

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